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ISLA DE PASCUA イースター島

- チリ共和国自治区 パスクア島 -

アフ・アキビのモアイ

CATEDRAL カテドラル
ファンダイブ Vol.56
2004年11月12日(金) AM 天候:曇り
ダイビングショップ:オルカ・ダイビング・センター
前日にハンガロアの港にあるダイビングショップまで行き、 ショップのおじさんに「明日潜りたいんだけど...」と伝えると、 「好きな時間帯に名前を書いてくれ」と言うので、 ホワイトボード上の簡単なスケジュール表に記入して、なんとか予約が取れた。 ちなみに日本や海外リゾートのショップでは当たり前かもしれないが、 ここではホテルまで送迎はしてくれない。 機材持参でショップ集合ショップ解散だったので、レンタカーを借りておいて正解だった。 しかし、それ以外のサービスは満点だった! レンタルした機材は手入れが行き届いていたし、タンクもとても綺麗だった。 おまけにボートでのエントリー/エキジット時には、タンクとBCの脱着までしてくれて、 こんなに至れり尽せりのショップは今までなかった。
さて海の中はというと、エントリーした直後から一面の青い世界にビックリ! 透明度が抜群によかった。 ただし、水温はかなり冷たいし、魚影がほとんどないため、ちょっと寂しい気もした。 この島にしかいない固有種のイースターアイランド・バタフライフィッシュはすぐに群れてきて、 とても可愛かった。 他には、フエヤッコダイ、アオヤガラ、ヘラヤガラ、ヤマブキベラの群れが見られた。 このポイントはケーブポイントというほどではないが、岩のアーチがいくつかあり、 それをくぐり抜けながら、イセエビを見つけたりした。

港にあるモアイ
港にあるモアイ

西海岸
西海岸

イースターアイランド・バタフライフィッシュ
イースターアイランド・バタフライフィッシュ

スズメダイっぽいけど不明
スズメダイっぽいけど不明

ガンガゼがいっぱい
ガンガゼがいっぱい

アーチ(ミニケーブ)
アーチ(ミニケーブ)

HANGA ROA REEF ハンガロア・リーフ
ファンダイブ Vol.57
2004年11月12日(金) PM 天候:曇り
午後は一旦、ショップに戻ってきてから再度出発した。 港の目の前はペアというサーフポイントで、地元のサーファーも何人かいたのだが、 ボートはその波間をゆっくり抜けていったかと思うと、すぐに止まってしまった。 なんと、港から1〜2分しか沖に出ていないところがダイビングポイントだったのだ。 潜行していくとすぐに巨大なサンゴが見えてきて、根を一つ越えると、水中モアイが姿を現した! 大きさは約2〜3mで、砂地の上に仰向けになって横たわっていた。 かなり最近になって作られたらしく、表面はツルッツルッで貝類もサンゴも何も付着していなかった。 ちょっと期待していた水中モアイとはイメージが違った。 その後、サンゴに沿って泳いでいくと、インストラクターがウニ(ガンガゼ)を拾って、 ナイフで中身を切り出しはじめた。 すると、とたんに魚の群れが集まってきて楽しい光景が見られた。 中でも、1mを超えるアジ(ジャックと呼ばれていた)が2匹ぴったりとくっついてきて、 ずっと一緒に泳ぐことができたのは面白かった。

水中モアイ補足
今回、お世話になったショップ、オルカ・ダイビング・センターの情報によると、 水中モアイは少なくとも2箇所以上あるらしい。 ショップのサイトには、海底に立っている巨大なモアイの写真も載っている。 ただし、これはかなりの深度(40m以上とか)にあるらしく、 アドバンスを持っていないと行かれないようである。

PHOTO BY OLYMPUS CAMEDIA C-900ZOOM with PT-003