クイーンズランド州の北東部にあるバロンゴージ、
デインツリーなどの19の国立公園を含む、
様々な自然公園が世界自然遺産として登録されている。
総面積約9000ヘクタールの広大な熱帯雨林地帯だが、
オーストラリアの全国土から見れば、わずか0.1%にしか過ぎない。
かつては大陸全土を覆っていたというシダ植物とはじめとする熱帯植物は、
今ではこの地域に見られるだけである。
それでも、動物に限ってはチョウ類、コウモリ類の60%以上、
有袋類、爬虫類の30%以上が生息しているという、動植物の宝庫である。
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▼ KURANDA, BARRON GORGE キュランダ〜バロン渓谷 ▲
日本から一番近いオーストラリアの玄関口ケアンズから、
わずか30分〜1時間の位置にある小さな高原の町キュランダ。
熱帯雨林に囲まれたこの町には、民芸品や手工芸品が並んだマーケットや、
様々なテーマパーク、動物園がある。
ケアンズからは、バロン渓谷の両脇にあるスカイレールか
キュランダ観光鉄道で往復すると、熱帯雨林散策を十分に満喫できる。
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熱帯雨林の上空散歩が楽しめるスカイレール
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スカイレール中間駅付近にある遊歩道
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正に太古の森! |
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キュランダ−ケアンズ間をバロン渓谷に沿って走る列車
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▼ TULLY GORGE タリー渓谷 ▲
ケアンズの南、約140kmのところにあるタリー渓谷。
ここはラフティング(ゴムボートでの激流くだり)のメッカとして知られている。
ラフティング未経験者が参加できる最大のグレード4にランクされる
滝や早瀬が随所にある。
また、流れの緩やかなところでは、両岸の熱帯雨林や、
徒歩では見に来られない美しい滝などもあって、とても楽しめた。
デジカメを持ち込んで乗れなかったのが残念だった。
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