ANGKOR アンコール遺跡群

カンボジア旅行最大の目的地は、誰が何といってもこのアンコール・ワット。 まずはサンライズ・アンコール・ワットを見るために、ホテルを4時に出発！ まだ暗いうちから、チケット売り場は世界中から集まったゲストたちで大混雑していた。 デジカメ撮影した顔写真付きの1日券を受け取って、いよいよその内部へ。

ガイドさんが左側の池越しが、サンライズの撮影ポイントだっと言っていたので、 人混みをかき分けていいポイントに陣取ってみたが、 残念ながら曇りでご来光は拝めなかった

サンライズ後、一旦別の寺院を回ってきて、 午後から再びアンコール・ワットにやってきた 今度は右手の池で、逆さアンコール！

アンコール・ワットには5本の尖塔があって、 西参道を東へ向かって進んでいくと、いろいろな角度での眺めが堪能できる

いくつかの回廊を通り抜けて、いよいよ最深部の第三回廊へ ここから先の入場は一度に100人という制限がかかっていて、 専用のパスを首に下げていくが、いきなり超急斜面の階段を上る

中央塔と第三回廊に囲まれて、田の字型に沐浴用の池が四つ配置されている

第二回廊から眺めた、南西端の経蔵 天文台のような施設

そろばんのような特徴的な連子（れんじ）窓と、 漫才をしてるようなデバター（女神像）

第一回廊外側の眺め 東西南北の回廊には、王朝の歴史や神話などの様々なレリーフが彫られている

アンコール・ワットのすぐ北側には、 「大きな町」という意味のアンコール・トムの遺跡が広がっている。 一辺が約3kmもある堀と城壁で四方を囲まれた広大なエリアに、 様々な様式の寺院があって、見どころも多い。

アンコール・トムの入口、南大門 近くに観光用の象乗り場があって、ちょうどいいところでポーズを決めていた

アンコール・トムを作ったジャヤヴァルマン7世がモデルといわれる 観世音菩薩の四面塔

アンコール・トムの中心にあるバイヨン寺院 第一回廊の南側には、当時の庶民の生活や戦乱の様子が見事に彫り込まれている

仏教の宇宙観を立体的に表したのがこの寺院の特長

アンコール・ワットと違って屋根のある回廊ではないので、 岩のテラスからの照り返しで、ものすごい暑さ！

林立した四面仏塔の迫力がスゴイ

バイヨンの北側にある、バプーオンという寺院 入口からピラミッド形式の寺院までを繋ぐ空中参道が有名

バプーオンの入口から連続して北側に広がる象のテラス

アンコールの遺跡群は9〜12世紀にわたって建てられたもので、 江戸時代の日本人も訪れるほど有名だったのに、 1860年にフランスの博物学者アンリ・ムオによって再発見されるまで、 人知れず密林の中に埋もれていた、というのが非常に興味深い。 タ・プローム寺院では、石造りの建物が木々に覆われた姿を見ることができて、 ロストワールドなロマンを感じさせる。

ジャングルの中に埋もれた遺跡の雰囲気が抜群！ いくつかの映画のロケ地にもなっている

寺院の中心部に進むにつれて、建物を覆う巨大な木が多くなる

ガジュマル（榕樹）の根が毛細血管のように垂れ下がっている

有名なタコが足を広げたような木

アンコールツアーのラストは、サンセットポイントのプレ・ループ。 最初は別の有名なポイント、プノン・バケンの予定だったが、 超混雑しているということでこちらに変わった。

これまで見てきた寺院と違って、レンガ造りの赤い遺跡が印象的

ピラミッド式寺院の最上部から西側のサンセットを見られるはずだったが、 雨季の厚い雲に覆われて、またしても絶景は拝めなかった