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Great Pyramid of Khufu クフ王の大ピラミッド古代の世界七不思議のうち、唯一現存するのがこのクフ王の大ピラミッドである。 古代エジプト古王国時代の第4王朝のファラオであるクフ王によって、 紀元前2550年頃に建てられたといわれる。 約230万個もの石材を20年間に渡って積み上げた、 文字通り世界最大の石造建造物である。 完成当時、高さは146mあったといわれているが、 現在は頂上部が崩れているため137mになっている。 それでも当時から、人が建てた最も高い建造物として君臨し、 その座を4400年間も守り抜いたことになる。 ちなみに、記録を破ったのは1889年完成のパリのエッフェル塔である。 一般的にピラミッドは王の墓だと知られているが、 クフ王をはじめとする数々のピラミッドからは王の遺体は、 一つも発見されていない。 | ||
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Pydramid of Khafre カフラー王のピラミッドクフ王の大ピラミッドの南側に立つカフラー王のピラミッド。 高さは143m(現在では136m)で、クフ王のよりはわずかに小さい。 しかし、建てられている場所がクフ王のより少し高いため、 ギザの三大ピラミッドの中では一番大きいように見える。 頂上部には化粧石が残り、完成当時はピラミッド全面が平面で覆われ、 光り輝いていたことが容易に想像できる。 | ||
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今回、写真には残せなかったがピラミッド内部に入ることができた。 玄室はかなり広く、よくこれだけの空間を残しながら 石を積み上げられたもんだなぁ、とつくづく感心させられた。 しかし、部屋の壁には装飾も何もなく、殺風景な空間が広がるだけ。 石棺もポツンと置いてあるが、中には何も入っていない。 そんなあまりにも何もない雰囲気が、逆にどこかに何か隠されているんじゃないか? という探検家的ロマンを感じさせるのだった。 また、行き帰りの通路がかなり厳しいモノだった。 腰をかがめなければ歩けないほど狭くて細い上に、 そんな格好で何分も階段を昇り降りしなくてはならないのだ。 ただでさえ暑いピラミッド内でそんな運動をするもんだから、 温度と湿度は更にヒートアップ。 まるでサウナの中にいるようで、汗はダラダラ。 炎天下の外に出たときの方が涼しく感じられたほどだ。 |
Panorama Point パノラマ・ポイント第3のメンカウラー王のピラミッドを過ぎて砂漠の方に少し行くと、 三大ピラミッドを見事に一望できるパノラマ・ポイントに着く。 世界中から来た観光客が、思い思いに写真を撮っている。 そんな観光客目当ての商売人も多く、 お土産の露天商やラクダ屋やそこらじゅうにいる。 | ||
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Sphinx スフィンクスカフラー王のピラミッドの先にあるスフィンクスは、 頭が人間で体がライオンの形をした巨大な石像である。 頭はカフラー王であるともいわれている。 正面から見ると、三大ピラミッドをバックに従えた番犬のような存在に見える。 現在では全身の姿を容易に見ることができるが、 古来より、首から下の部分は何度も砂に埋もれたらしい。 | ||
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