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The Colossi of Memnon メムノンの巨像ルクソールのナイル川西岸には、意外と緑豊かな田園風景が広がり、 青々としたサトウキビ畑に農民やロバの姿があちこちに見える。 そんな長閑な農村の道に、忽然と巨大な2体の石像が姿を現す。 かつてこの辺りにあった葬祭殿の入口に建てられたアメンヘテプ3世の像が、 メムノンの巨像と呼ばれている。 | ||
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Valley of the Kings 王家の谷古代エジプトは紀元前1570〜1070年頃の新王国時代 (第18〜20王朝)に栄華を極めたといわれる。 その頃の国の中心地がテーベ(現ルクソール)である。 街の機能としてはナイル川東岸に完全に集中し、 逆に西岸には墓や葬祭殿が数多く作られ、 ネクロポリス・テーベ(死者の街)と呼ばれた。 歴代のファラオ(王)たちの墓は盗掘を避けるために、 草木も生えない荒涼とした山間部につくられた。 | ||
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Mortuary Temple of Hatshepsut ハトシェプスト女王葬祭殿第18王朝の5代目のファラオにして、 エジプト初の女王となったハトシェプストが王家の谷の東側に建てた葬祭殿。 3層にも広がる巨大なテラスを登りながら最深部の至聖所に至る造りは、 他に例を見ない。 | ||
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Temples of Karnak カルナック神殿ネクロポリスとは対照的に、 ナイル川東岸には神々に捧げた巨大で神聖な建造物が多く残っている。 中でも有名なのはカルナック神殿で、 アメン大神殿をはじめとするいくつかの神殿群の総称として呼ばれている。 ただし、広大な敷地をもつ神殿の中でも一般公開されているのは アメン大神殿の一部であり、それ以外はまだまだ発掘が続いている。 | ||
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Temple of Luxor ルクソール神殿カルナック神殿の南、ナイル川のほとりにルクソール神殿がある。 かつてはカルナック神殿から、スフィンクスが並ぶ参道でつながれていたという。 第1塔門で対に立っていたオベリスクのうち1本は、 パリのコンコルド広場に移築されている。 | ||
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River Nile ナイル川全長6700kmを誇る世界最長の大河。 アフリカ大陸中央部のビクトリア湖を水源として南から北へ流れ、 エジプトを縦断する。 カイロを過ぎたあたりから広大なナイルデルタを形成し、地中海へと注ぐ。 古代エジプト文明は全てこのナイル川沿いの豊かな土地で繁栄したため、 ナイルの賜物と呼ばれる。 | ||
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