スペインの芸術復興運動(モデルニスモ)の際に、
アントニオ・ガウディと時を同じくして活躍した
もう一人の天才建築家が、ドメネク・イ・モンタネール(1850〜1923年)である。
建築家であり政治家でもあったモンタネールは、その幅広い人脈を生かし、
ガウディとは違った着想の派手な装飾美を追求した。
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バルセロナ旧市街の狭い路地を入ったところにあるカタルーニャ音楽堂は、
モンタネールの最高傑作といわれている
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外観は美しい彫刻や、色鮮やかなタイルで装飾されている
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「芸術には人を癒やす力がある」という発想のもと、
美しい装飾で満たされたサン・パウ病院
上はその正面入口
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イスラム、ゴシックの美術が融合した、
ムデハル様式による病棟がいくつも並んでいる
救急車の姿を見かけると、ここはやはり病院なのだと実感させてくれる
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