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日本からタヒチのボラボラ島まで、乗り継ぎを含めて飛行機で約12時間かけて行った。
自分たちもそうだったのだが、機内には新婚さんと見られるカップルしかいなかった。
今まで何度も海外旅行に行き、飛行機に乗ってきたが、
こんな雰囲気の機内は初めてだった。
これほどまで、みんな同じことを考えて行くものなのかと、
ある意味、集団催眠的な怖いものを感じてしまった。 逆にいえば、それほどボラボラ島は、ハネムーナーの憧れの地ということなのだろう。 同じ太平洋の南の島でも、グアム、サイパンでもなければハワイでもない。 ハネムーンだからこそ行きたい!と思わせる本物の楽園、 リゾートがボラボラにはあるのだ。 |
LE MERIDIEN BORA BORA LAGOON ル・メリディアン・ボラボラ・ラグーン シュノーケリング 2004年11月6日(土) PM 天候:曇りときどき晴れ |
旅行の計画段階から、さんざん迷いに迷ったホテル選び。 ガラスの床から水面が見えるというおしゃれな水上コテージと、 タヒチらしい豪快な岩山を一人占めできそうな、 素晴らしいローケーションが決め手となって、 ル・メリディアン・ボラボラに決定した。 ついでにいえば、マンタが見れることで有名なダイビング・ポイントや、 ラグナリウム(海中水族館)が近いことなど、 マリン・アクティビティの利便性が高いことも理由の一つだった。 ホテル敷地内にある巨大なラグーンには、 トロピカルな魚たちが放し飼いにされており (勝手に住みついているのかも?)、 隣接するレストランから眺めることができたり、 もちろん自由に泳いだりすることもできる。 また、ラグーンの一角には、ホテルとしては世界的に珍しい ウミガメの保護施設があり、何匹ものウミガメと一緒に泳ぐことができた。 |
TAPU タプー ファンダイブ Vol.52,54 2004年11月7日(日)、8日(月) AM 天候:曇り |
ダイビングした2日間とも午前中の1本目は、
タプーという外洋に面したポイントだった。
まずエントリーするや否や、まわりに1mあまりのツマグロが
ウジャウジャと群れていて、おもしろかった。
透明度がとてもよく、かなり遠くの方まで見わたせたので、
視界からツマグロが消えるということはなかった。
小型のサメとはいえ、これだけ群れているのはなかなかの迫力だった。
このポイントの目玉は、更に大型のサメのレモンシャークだったが、
初日はなかなか姿を見せず、
粘りに粘った結果、1匹だけ遭遇できた。 2日目はうって変わって、エントリー直後から、3〜4匹も集まってきた。 大きさは2〜3mで、これほど大きいサメを見るのは初めてだったが、 ぬっぺりとした体つきのためか、海底を這うような泳ぎ方のためか、 それほど怖い感じはしなかった。 サメの他には、初めて見るチョウチョウウオが何種類もいたり、 優雅に泳ぐナポレオンにも遭遇した。 |
ANAU(MANTA VALLAY) アナウ(マンタ・バレー) ファンダイブ Vol.53,55 2004年11月7日(日)、8日(月) PM 天候:晴れ |
アナウは高確率でマンタに会えるという有名なポイント。 ここで見ずしてどこで見る?!といった意気込みで、 初めてのマンタ遭遇にかなりの期待を込めてエントリーした。 バレーという名の通り、両側からサンゴの斜面がせまる谷状の地形になっていて、 その中腹を谷に沿って南に泳いでいた。 ふと斜め下方向に目をやると、 後方からスーッと近寄ってくる黒い巨大な影があった。 マンタだった!!ゆっくりと鳥のように羽ばたく優雅な姿を見ながら、 同じくらいの深度を横になってしばらく一緒に泳ぐことができた。 すっかり見とれているうちに、マンタはあっという間に抜き去っていってしまった。 そんな感動の余韻に浸りながらまた泳いでいると、 今度は目の前から、別のマンタがやってきた! あまりにも直進的に現れたので、インストラクター以下、 グループ全員でそのマンタの行く手をブロックしてしまうような ポジションになってしまった。 どうしようか、マンタに道を譲ってあげようか?とアタフタしているすきに、 なんなく上空をかすめて飛び去っていってしまった。 カメラの調子が悪くて写真に収められなかったことが心残りだったが、 そのかわり、たっぷりと美しい姿を目に焼き付けることができた。 |