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VIET NAM ベトナム |
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今でこそ、インドシナ半島の一角を占めるベトナムという国家になっているが、
1000年以上前から中華系の影響を多大に受けて、
民族や文化が成り立っているという歴史を持つ。
それ故か、独特なオリジナリティーを感じにくい国だが、
ベトナム戦争の暗いイメージを払拭するほど、
今まさに成長の真っただ中というのを感じさせる、人々のパワーがあった。
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Vinh Ha Long ハロン湾
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ベトナムの首都ハノイから、ハロン湾への日帰りツアーに参加した。
バスで片道4時間=往復8時間、ハロン湾クルーズが3時間で合計11時間の長旅だった。
「龍が舞い降りた地」という意味のハロンも、語源をたどると中国語だ。
かつては長閑な漁村だったのだろうと思わせるが、世界遺産に登録されてからか、
埋立地にできた一大リゾートや、
日本の大都市でもよく見るような巨大ゲートブリッジもあって、
急速に近代化、観光地化が進んでるんだなと感じた。
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まるでハウステンボスに来たかのような感じで、
近代的なリゾートホテルに囲まれた港には、遊覧船がびっしりと接岸していた
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日本人ゲスト10人ほどで貸し切りとなった遊覧船で、ハロン湾へ出発!
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出港してすぐ船内でのランチタイムになり、
10分もすると奇岩群が待ち構えるハロン湾独特の風景が見えてきた
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同じ港から出港した他のクルーズ船と抜きつ抜かれつで、
メインストリートといえる航路は混雑していた
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海賊船のような船内から、ランチを食べながら眺める奇岩も抜群
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メイン航路の途中で姿を現した、有名な奇岩ポイント
向かうあう雄鶏と雌鶏と、その間の卵
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途中のダウゴー島(Dau Go)に上陸して、少し上の展望台へ
真下から見上げる断崖絶壁はやっぱり迫力がある
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展望台のすぐ上の狭い岩の隙間を入ると、
そこはティエンクン(Thien Cung=天宮)という広い鍾乳洞だった
奇岩も鍾乳洞も石灰岩の賜物だ
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別の鍾乳洞の出口から出ると、眼下の入り江には、
ゲストの帰りを待っているクルーズ船の軍団が並んでいた
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あっという間だったけど、盛り沢山のクルージング&ケービングで大満足!
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Ha Noi Old Town ハノイ旧市街
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ハロン湾からの帰路、ハノイ旧市街でバスを降りて、
夕食を兼ねた散策をしながらホテルに戻った。
ちょうど週末の夜ということもあって、大混雑していた市街を、
人と車とバイクの波をかき分けながら歩いた。
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旧市街には、36通りと呼ばれる名物ストリート群があって、
一つの通りごとに同じ分野の商品を扱った店が軒を連ねている
縦横に入り組んだ通りごとに、近隣の市民が大勢集まってきて、
オープンテラスで食事を楽しんでいた
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ベトナムの交通手段といえばバイク
日本なら一家に一台の乗用車というのが、ベトナムではバイクなのだ
通勤、通学でも、家族での移動でも、朝から晩までバイクを使っている
人々が食事に集まる週末の旧市街では、
歩道という歩道を路駐したバイクで埋めつくされ、安心して歩行できないほどだった
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PHOTO BY OLYMPUS E-620
JUL. 2017
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