午後は一旦、ショップに戻ってきてから再度出発した。
港の目の前はペアというサーフポイントで、地元のサーファーも何人かいたのだが、
ボートはその波間をゆっくり抜けていったかと思うと、すぐに止まってしまった。
なんと、港から1〜2分しか沖に出ていないところがダイビングポイントだったのだ。
潜行していくとすぐに巨大なサンゴが見えてきて、根を一つ越えると、水中モアイが姿を現した!
大きさは約2〜3mで、砂地の上に仰向けになって横たわっていた。
かなり最近になって作られたらしく、表面はツルッツルッで貝類もサンゴも何も付着していなかった。
ちょっと期待していた水中モアイとはイメージが違った。
その後、サンゴに沿って泳いでいくと、インストラクターがウニ(ガンガゼ)を拾って、
ナイフで中身を切り出しはじめた。
すると、とたんに魚の群れが集まってきて楽しい光景が見られた。
中でも、1mを超えるアジ(ジャックと呼ばれていた)が2匹ぴったりとくっついてきて、
ずっと一緒に泳ぐことができたのは面白かった。
水中モアイ補足
今回、お世話になったショップ、オルカ・ダイビング・センターの情報によると、
水中モアイは少なくとも2箇所以上あるらしい。
ショップのサイトには、海底に立っている巨大なモアイの写真も載っている。
ただし、これはかなりの深度(40m以上とか)にあるらしく、
アドバンスを持っていないと行かれないようである。
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